RTX1220でIPv6通信する(v6プラスではなくDS-Lite)
ASUSのルーターからYAMAHAのRTX1220に変更しました。v6通信をしてみようと設定してみました
v6通信の種類
YAMAHAのルーターはv6プラスとDS-Liteとそれぞれ対応してます。
v6プラス
GUIから設定ができるもので、比較的楽です。最初は僕もv6プラスで接続していましたが、夜中に突然ネットが切断されて自己IPをとるという事が続き、v6プラスの接続を止めました
DS-Lite
YAMAHAの公式サイトtransixのIPv4接続(DS-Lite)でインターネット接続に載っています。これを参考にしたいなと思います。
# # transixのIPv4接続(DS-Lite)でインターネット接続 # # # ルーターの設定:ひかり電話契約なしの場合 # # # ゲートウェイの設定 # ip route default gateway tunnel 1 # # LANインターフェースの設定 (LAN1ポートを使用) # ip lan1 address 192.168.100.1/24 # # WANインターフェースの設定 (LAN2ポートを使用) # ipv6 prefix 1 ra-prefix@lan2::/64 ipv6 lan1 address ra-prefix@lan2::1/64 ipv6 lan1 rtadv send 1 o_flag=on ipv6 lan1 dhcp service server ipv6 lan2 dhcp service client ir=on ipv6 lan2 secure filter in 1010 1011 1012 ipv6 lan2 secure filter out 3000 dynamic 100 101 102 103 104 105 118 119 ngn type lan2 ntt # # トンネルの設定 # tunnel select 1 tunnel encapsulation ipip tunnel endpoint remote address (AFTRのアドレス) tunnel enable 1 # # フィルターの設定 # ipv6 filter 1010 pass * * icmp6 * * ipv6 filter 1011 pass * * tcp * ident ipv6 filter 1012 pass * * udp * 546 ipv6 filter 3000 pass * * * * * ipv6 filter dynamic 100 * * ftp ipv6 filter dynamic 101 * * domain ipv6 filter dynamic 102 * * www ipv6 filter dynamic 103 * * smtp ipv6 filter dynamic 104 * * pop3 ipv6 filter dynamic 105 * * submission ipv6 filter dynamic 118 * * tcp ipv6 filter dynamic 119 * * udp # # DHCPの設定 # dhcp service server dhcp server rfc2131 compliant except remain-silent dhcp scope 1 192.168.100.2-192.168.100.191/24 # # DNSの設定 # dns host lan1 dns service fallback on dns server dhcp lan2
AETRアドレスはNTT東日本と西日本で変わります。
NTT東日本エリア
- 2404:8e00::feed:100
- 2404:8e00::feed:101
NTT西日本エリア
- 2404:8e01::feed:100
- 2404:8e01::feed:100
となります。僕は西日本の2404:8e01::feed:100を入れてみました。
v6サイトは見れるけどv4サイトが見れない
何度やってもv6のサイトは見えるのですがv4だと接続できない状態となります。YAMAHAやtransix接続設定例のページもv4なのと、殆どのサイトがv4なのでGoogleで検索はできるけどその先は見られないという事になります。
v6にしたらv4サイトも見られる
v6プラスはDS-Liteと似た技術です。こっちで接続するとGoogle(v6)もYahoo(v4)も見る事ができます。ただし突然ネットが切断されてルーターにもアクセスできないという状態にもなります。
詰んだ
DS-Liteもv6プラスも安定していない通信となり、完全に詰んだ状態となります。諦めてv4通信にしようかなーと思ったりもしたり・・・
非公式DS-Liteやってみる
- v6プラス:夜中に突然不安定。v4サイト閲覧できる
- DS-Lite:v6サイトしか閲覧できない。
という現状です。諦めてv4通信にしようかなーと思ったのですが、ふと考えました。非公式というのは勝手に僕がやっているだけで公式で案内があるわけでなはないため
PPPoEとv6プラス両方入れてみよう
DS-Liteの問題点はv4サイトが閲覧できないという点です。v4サイトならPPPoE接続にすれば安定して閲覧ができます。v6プラスの問題は接続不安定のとこです。ならv6プラスが不安定ならPPPoE接続のv4になればいいのではないか?と考えました。
v6プラスとDS-Liteの違い
名称が違うだけで技術的には同じものですが、明確にv6プラスとDS-Liteでは違う点があります。
- IPアドレスが異なる
実はv6プラスとPPPoE接続では僕の使っているプロバイダーではv4のIPアドレスが異なります。v6プラスはその特性上IPアドレスの固定サービスがなかったりします(一部あるプランも存在?)DS-Liteは基本的にPPPoE接続のIPアドレスが使えるので、v6通信以外にもVPNや固定IPなどを使っていても使えます
やり方
v6プラスを契約している前提となりますが、やり方は非常に簡単です
- PPPoE接続をする
- v6プラスの接続を追加する
これだけです。
確認してみる
この状態でGoogle、Facebook、logwを閲覧するとv6通信となります。ヤフーの場合はv4通信となります。
IPv6接続テスト
ちゃんとv6のIPアドレスをとっていて通信できているとでました
v6プラスの接続確認
v6プラスで接続しているか確認できるのでしてみました。v6プラスではないと返ってきました
結論:DS-Lite
勝手にそう思ってます。今のとこ安定しているので、お勧めです
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