Windowsクライアントで自宅サーバーについて考えてみた
Windowsは、自宅サーバーとしても使えるOSです。しかし、マイクロソフトにはWindows Serverというサーバー系OSもあります。このWindows系のOSについて考えてみました。
ライセンス違反にはならない?
Windowsには、ライセンス問題があります。自宅サーバーにすることで不特定多数の人が同時に接続できるのはライセンス違反にはなるのではないかなと思いました。そこで調べてみました。
Windows XP Professional および Windows 2000 Professional は、使用許諾契約上、インターネットインフォメーション サービス、ファイル共有、プリント共有において同時接続数が 10 まで許諾されます。それ以上の多数のユーザーにサービスを提供する場合は、Windows Server をご利用ください。
また、DNS やファイアウォールはサーバー ソフトウェアとしての使用のため、使用許諾契約によって Windows XP Professional および Windows 2000 Professional では使用できません。
* Apache は使用許諾契約で定めるところのインターネット インフォメーション サービスを利用している製品と見なし、10 接続までのアクセス制限のもとで Web サーバーとして使用することができます。
上記を見ると、ライセンス違反にはならないみたいですが、ただし10接続までのアクセスとなります。11以降の同時接続はライセンス違反になり得ます。気をつけて下さい。
セキュリティー面について
WindowsでもApacheは使えますが、WindowsにはデフォルトでIISというソフトウェアがついています。IISはWindows XP Pro、Vista、7についているソフトウェアになります。IIS5.0などではセキュリティーホールが多く存在していましたが、IIS6.0(Windows Server 2003搭載)製品には、セキュリティーが強化されたバージョンになっています。
GUI操作できるメリット
Windowsといえば、ブラウザを使ったりして操作するGUI環境が代表的です。マイクロソフトが提供しているIISなどはGUI環境で設定できるため、コマンドでの操作は不要と言っても良いみたいです。比較的簡単に設定ができるのは嬉しいです。
ポート開放
自宅サーバーにおいて、ライセンス問題もありますがもう一つ起きうる問題としては、ポート開放です。通常WEBサーバーなら80番、バーチャルホストなら8080、FTPなら21番、SSHなら22番、SSLなら443番というポートを開放しなければいけません。ポート開放するのはルーターの設定でできるのですが、プロバイダによっては許可をしていません。事前にプロバイダーに確認をとってポート開放できるのかどうかを確認とらないといけません。
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