CentOSのログの保存場所を変更
さくらのレンタルサーバーを使っていると、ルートパーティションが20GBしかありません。/homeは容量かなりあります。logファイルを/home/log/に保存しようと思います。
サーバー情報
サーバーのスペックは以下になります。
- OS:CentOS5.8 64bit
- HDD:20GB(ルートパーティション) 100GB(/home)
保存場所を変更するログファイル
/var/log/から/home/log/に保存するログファイルは以下になります。
- apacheログ
- vsftpdログ
- システムログ
ディレクトリ作成
まずはディレクトリを作成します
mkdir /home/log
Apacheのログファイルを変更
Apacheはドメイン毎に指定しているのでそっちをいじります
confファイルを開きます vi /etc/httpd/conf.d/xxxx.conf #エラーログとアクセスログの指定 ErrorLog /home/log/error_log CustomLog /home/log/access_log combined env=!no_log
Apcheの再起動をします
/etc/init.d/httpd restart
これで完了です
vsftpdの設定
vsftpdの設定は以下になります。
#confファイルを開く
vi /etc/vsftpd/vsftpd.conf
53行目付近にあるファイルを編集します
xferlog_file=/var/log/vsftpd.log ↓ xferlog_file=/home/log/vsftpd.log
変更したら保存して再起動します
/etc/init.d/vsftpd restart
これで完了です
システムログの変更
システムログの変更をします。主にmessage.logとか、yum.logなど諸々修正します
ファイルを開きます
vi /etc/syslog.conf
変更したいところを変えます
# Log all kernel messages to the console. # Logging much else clutters up the screen. #kern.* /dev/console # Log anything (except mail) of level info or higher. # Don't log private authentication messages! #*.info;mail.none;authpriv.none;cron.none /var/log/messages ←コメントアウト *.info;mail.none;authpriv.none;cron.none /home/log/messages ←追加 # The authpriv file has restricted access. #authpriv.* /var/log/secure ←コメントアウト authpriv.* /home/log/secure ←追加 # Log all the mail messages in one place. #mail.* -/var/log/maillog ←コメントアウト mail.* -/home/log/maillog ←追加 # Log cron stuff #cron.* /var/log/cron ←コメントアウト cron.* /home/log/cron 追加 # Everybody gets emergency messages *.emerg * # Save news errors of level crit and higher in a special file. #uucp,news.crit /var/log/spooler ←コメントアウト uucp,news.crit /var/log/spooler ← 追加 # Save boot messages also to boot.log #local7.* /var/log/boot.log ←コメントアウト local7.* /var/log/boot.log 追加
ファイルを変更したら再起動します
/etc/init.d/syslog restart
これで完了です
個人支援・寄付について
サイトラボでは個人支援・寄付を受けております。ご協力いただける方はお願いいたします。当サイトではビットコインで受け付けております。
- ビットコイン:3LHnADwZwUbic2L45EnVJEykiG6KfbqrwS