OpenLiteSpeedでPHPのバージョンの消し方
OpenLiteSpeedを使っていると1つ困るのが、PHPのバージョンが表示されることになります。それの非表示方法となります。
PHPのバージョンが表示される
OpenLitespeedでは、デフォルトでPHPのバージョンが表示されます。セキュリティー的に良くないのでこれを非表示にしたいと思います
設定方法
というわけで設定をしていきたいと思います。
php.iniで変更
PHPのバージョンを表示する方法は
- php.iniの設定を変える
- htaccessで設定
- phpに直に書く
になると思います。htaccessで設定する方法もあるのですが、何回か試したのですが普通に失敗するので使えませんでした。PHPに直に書くのもWordPressではあまり一般的ではないので、php.iniに設定したいと思います。
php7前提
logw.で使っているphpは7系になるため、php7での設定となります。
php.iniを探す
[macan@ik1-343-31745 ]$ find / -name php.ini /usr/local/lsws/lsphp72/etc/php.ini
見つかりました。というわけでphp.iniの変更をしたいと思います
[macan@ik1-343-31745 ]$ sudo vi /usr/local/lsws/lsphp72/etc/php.ini expose_php = On → expose_php = Off
終わったら再起動します。
再起動-コンソール画面より
コンソール画面から行う場合は、再起動ボタンをクリックしてください。
再起動-コマンドベース
コマンドで行う場合は以下のコードを入れればOKです
[macan@ik1-343-31745 ]$ sudo service lsws restart
どちらでも問題無くできます。
確認
再度確認してみてください。バージョンが消えているはず・・・だと思ったけど消えていません。
設定は正しいのに・・・
設定は正しいはずなのですが、なんど見てもバージョンは消えていません。ブラウザキャッシュを消しても消えていません。
phpinfoで確認
phpinfoで確認します。まずはファイルを作成します
<?php phpinfo(); ?>
ファイル名はinfo.phpなどにして、ドキュメントルート直下にアップします。ブラウザでアクセスしてみてください。
※phpinfoは終わったら削除してください。
パスの確認
画面赤枠のConfiguration File (php.ini) Path とLoaded Configuration Fileを確認します。
- Configuration File (php.ini) Path > /usr/local/lsws/lsphp7/lib
- Loaded Configuration File > (none)
となっています。
結論:php.iniを読み込んでいない・・・
php.iniを読み込んでおりません。
php.iniをコピー
設定したphp.iniをコピーします
[root@ik1-343-31745 etc]# cp /usr/local/lsws/lsphp72/etc/php.ini /usr/local/lsws/lsphp7/lib/
再起動
[root@ik1-343-31745 etc]# service lsws restart
面倒なのでコマンドで再起動しました
確認
phpinfoの確認
phpinfoの画面を更新してください。Loaded Configuration Fileがnoneから変わったと思います。
- Configuration File (php.ini) Path > /usr/local/lsws/lsphp7/lib
- Loaded Configuration File > /usr/local/lsws/lsphp7/lib/php.ini
これでphp.iniを読み込んでいるため、バージョンが消えていると思います
バージョンが消えているかの確認
問題無くバージョンが消えています。これでセキュリティー的に安心しました
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