小規模ファイルサーバー構築
個人でフリーでやっている人等は、ファイルサーバーでWindowsServer等の購入はかなり勇気がいる事になるかと思います。また、ライセンス料やパソコンの本体をおくのにもスペースが必要です。自宅で作業している人からすれば簡単に導入できないと思います。今回はファイルサーバだけなら簡単に導入できる方法を考えてみたいと思います。
ファイルサーバーのみにする
WindowsServerはファイルサーバーとしてメインに使われているケースがありますが、実際にはネットワークを作成してそこにアクセスするなどクライアントの管理もしています。また、パッケージによってはIISが導入されているなどもあります。
小規模の会社や個人の人は正直導入するメリットがないかとおもいます。そこで、ファイルサーバーだけを導入するということにして考えましょう。クライアント管理とかは自分で行うかにするべきです。
ネットワーク対応にする
自宅内でもパソコンが一台だけなら外付けでも良いですが、今後購入するかもしれないので、外付けUSBよりもネットワーク対応の外付けHDDを使い、ネットワーク内のどこからでもアクセスできるようにしておくと便利です。
RAID構成のファイルサーバー
ファイルサーバーを導入するにしても、やはりRAID構成のほうがいいでしょう。一つのHDDの中身を同期するよう設定しておけばHDDが一つ壊れてももう一つのほうがバック亜婦とれていれば代わりになります。データの安全性を考えるとRAID構成がお勧めです。
RAID構成HDDの参考価格
LS-QL/R5シリーズ
バッファローが提供しているネットワーク対応のHDDです。びっくりするほど高いです。さすがバッファローですね。
HDL2-Sシリーズ
IODATAが提供しているミラーリングでネットワーク対応のHDDになります。バッファローと比べて価格は抑えられています。
商品情報
コレガが提供しているネットワーク対応のHDDの比較表です。
コストを抑えてファイルサーバーの構築方法
実際に最初から構成された製品を購入すれば楽ですが、しかし高くつきます。実際に何十万円とするようなRAID構成のを買おうとすれば、iMacとかネットブックのパソコンが購入できる金額になります。そこで、ちょっとでもコストを抑えて構築する方法を考えてみます。
ケースとHDDを別々に購入
RAID構成のHDDケースと、HDDを別々で購入するようにしましょう。ケースとHDDを別々に購入すれば、最初から構成された商品を買うよりも安く導入できるかもしれません。
ケースとHDDを別々に購入するメリットは、HDDが壊れてしまってもすぐに買い直して接続できます。バッファロー等の構成品は特別な処置がしてあって直販のオンラインストアではないと購入できないなどの問題があるかもしれません。しかし、別々で購入しておいて差し込むだけになればその問題は最初からおきないので良いかと思います。
ネットワーク接続を進める理由
個人や小規模な会社ならUSBで十分って人がいると思います。特に個人ならなおさらですね。自分一人しか使わないのですからそう思って当然だと思います。けど、既婚者の場合はどうですか?自分一人ではなく少人数の会社としたらどうですか?USB3.0のほうが早いとかよりも、複数人でやるならファイルサーバーはネットワークに置いておくのが一番かと思います。
個人の場合は、USBなどはパソコンの近くにおいておかないといけません。必ずしもそんな環境があるという事はないです。パソコンのとなりにはおけない事もあります。小さなお子様がいるとこでは床に置いておいたら蹴ってしまう可能性があります。パソコンの近くにはおけない事も考えれば、LANでネットワークにしておけば別の場所においたり、タンスの上に置くこともできます。
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