CentOS6.4にてシングルユーザーモードを解除する方法
先日ですが、ユーザー毎にHDDの容量を区切ろうとしたら見事に失敗をしてしまいました。OSが起動しなくてSSHが繋がりませんでした。その時の備忘録を残しておきます。
OSが起動しない・・・
ユーザー毎にHDDの制限をしようとしたとき、fstabというのをいじったのですがこれの設定を間違えてしまいました。結果WEBサイトはみれなくなりSSHも繋がりませんでした。さくらのVPSを使っていたのでコントロールパネルから確認をしました。
ファイルチェックエラー
結論からいうと、ファイルチェックにエラーが見つかり起動できませんという内容でした。幸いHDDが壊れたわけではないのでコントロールパネルからいじることはできました。ただファイルチェックでエラーとなり、シングルユーザーモードになっていたため各パッケージが起動していないということでした。
シングルユーザーモード
Windowsでいうセーフモードみたいなものです。全てのファイルが読み取り専用となりviコマンドを使って編集をしても保存はできません。この状態だとファイルを修正することもできません。
UUIDを調べる
今回はfstabというファイルをいじったことでおきました。なのでviコマンドでfstabファイルを開きました。
UUID=7c510652-xxxx-xxxx-xxxx-c0eea693e1df / ext4 defaul ts 1 1 UUID=0b1ded97-xxxx-xxxx-xxxx-9618f6d82baf /boot ext4 defaul ts 1 2 UUID=5c14bfef-xxxx-xxxx-xxxx-c6019877e799 swap swap defaul
このようなUUIDがでてきました。
※一部xxxと置き換えています。
mountを実行する
読み書き可能な状態で開くためにマウントコマンドを使います。以下のようにコマンドをいれてみます。
mount -o remount,rw 7c510652-xxxx-xxxx-xxxx-c0eea693e1df /
これでOKです。後はviコマンドでファイルを開きます。
正常に再起動するか確認
マウント後、exit;かcontrol+Dを押して再起動しますシステムがちゃんと再起動するか確認します。
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