普段外部に公開しているのではなく、Redmineなどが入っているクラウドサーバーがとても重たいので調べて対策してみました。
スペック
です。使っているのはRedmineの他にgitなどでファイルをいれています。owncloudもいれてます。
とにかく重たいペンギンサーバー
このサーバーはペンギンという名称にしています。とにかく重たく困ってました。原因はメモリの使用が多くswap領域まで使っていた事でした。
対策
サーバーはApacheを使っているので以下のようにconfファイルを変更しました。
01 | /etc/httpd/conf/httpd.conf |
09 | MaxRequestsPerChild 1000 |
これで軽くなりました。その後swapoff -a && swapon -aコマンドでswapを使わない設定にしました。
HDDの容量が足りない・・・?
owncloudを使っていたせいか、なぜかHDDの容量が足りなくなってしまいました。dfコマンドでみたら以下のように出ました。
1 | Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on |
2 | /dev/vda3 18G 13G 4.3G 75% / |
3 | tmpfs 499M 0 499M 0% /dev/shm |
4 | /dev/vda1 98M 73M 20M 79% /boot |
13GBも使ってます。原因はおそらくowncloudであげたファイルだと思いいらないファイルを削除しました。しかしそれでも減らないので以下のコマンドを実行してみました。
08 | du: cannot access `/proc/29731/task/29731/fd/4': そのようなファイルやディレクトリはありません |
09 | du: cannot access `/proc/29731/task/29731/fdinfo/4': そのようなファイルやディレクトリはありません |
10 | du: cannot access `/proc/29731/fd/4': そのようなファイルやディレクトリはありません |
11 | du: cannot access `/proc/29731/fdinfo/4': そのようなファイルやディレクトリはありません |
このコマンドはdfとは違いもう少し絞り込めるコマンドです。ここでは第1階層から表示しています。/tem、/usr、/varが1GB越えているのでここから何がくっているのか見ていきました。
var配下を見る
同じようにコマンドでvarの配下をみてみました。
01 | du -h --max-depth=1 /var/ |
結論owncloud関係のファイルやRedmineのファイルがあるwwwやキャッシュ、logぐらいなので特に消すのは無しということでした。/usrも必要なのばかりでした。
/tmpが怪しい?
怪しいというよりも確実に7GBとかあったので気になる/tmpです。これは消していいのか調べてみたところ、/tmpは再起動すれば削除されるファイルらしいのでサーバーを再起動してみたところ、削除されませんでした。http://qiita.com/kuni-nakaji/items/f29be14be578b5a19d4b
どういうことだ・・・クーロンで自動で削除されるようにもなっているみたいですがそもそも僕はこのサーバーではクーロンを使用していない。。。手動で削除するとhttps://www.maruweb.jp.net/wp/?p=943のような危険な事にもなりかねない・・・
どうやら/tmpがサーバ再起動後、消えるか消えないかの記事を見ると設定によってかわるみたいです。僕のペンギンは再起動しても消えない設定になっていました。
手動でコマンドで削除
でtmpフォルダの最後に開いてから24時間たっているファイルを全て削除しました。dfコマンドで確認したところ
1 | Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on |
2 | /dev/vda3 18G 4.6G 13G 28% / |
3 | tmpfs 499M 0 499M 0% /dev/shm |
4 | /dev/vda1 98M 73M 20M 79% /boot |
となりました。再起動も無事できました。
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