CentOS7でsinatraのインストール方法-さくらのVPS
さくらのVPSを借りてCentOS7をインストールした状態でRubyの環境構築が終わっている事が前提となります。CentOSにRubyをインストールする-さくらのVPSなどを参考に先にRubyをインストールしておいてください。
目的
Sinatraに限らずサンプルコードややり方を配布しているサイトの多くは開発環境にいれlocalhost:ポート番号で閲覧できるという状態で終わっています。例えば今回Sinatraを勉強するさいに参考にさせていただいたぽんこつ姉妹のRuby女子会 〜基礎からWebはじめました〜はMacにRubyをインストールしていて最後へログへ公開していますが画像等ではlocalhost:4567とポート番号がでています。logwでは80番ポートで公開できるようにしていきたいと思います。
Sinatraとは
Ruby製のフレームワークです。人気なのがRailsですがこれは上級者向けで初級者向けがSinatraだと思ってください。
Apacheバーチャルホストの設定
vi /etc/httpd/conf.d/sample.conf
<VirtualHost *:80> # ドメイン ServerName sample.logw.jp # sinatraアプリのルート DocumentRoot /home/logw/sinatra/public #RackEnv production <Directory "/home/logw/sinatra/public"> Options FollowSymLinks AllowOverride all Require all granted </Directory> </VirtualHost>
このようにします。
※ドメインは実際にはありません。
注意点としては、Apacheの2.4系から少し書き方が変わりました。また、sinatraのドキュメントルートは必ずpublicにしないといけません。
※今回のサンプルではpublicには何もファイルはいれませんが必要みたいです。
Apacheの設定が終わったら今度はSinatraのインストールをします。
Sinatraのインストール
gem install sinatra gem install sinatra-reloader
gemはRubyが入っていないと使えません。sinatra-reloaderとはブラウザの更新を押したら反映されるようにするものです。sinatraだけの場合はファイルを変更したらApacheを再起動しないと反映されないためこれをいれます。
問題なければこれでインストールされます。次回は実際にsinatraを使ってファイルをドメイン名で公開してみたいと思います。
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