上場企業のSSLの割合を調べて見ました

日本の上場企業は沢山あります。その上場企業でもSSL対応しているとことないとこがあるかなと思い調べて見ました。

上場企業って何？

証券取引所で取引できる企業になります。詳しくは上場企業って何？｜仕事百科さんのページをみてください。

上場場所

ニュースなどでJASDAQとか、東証マザーズ、東証一部など聞くと思います。日本にはいくつかの取引所があります。

東京証券取引所(東証)
- 世界三大市場の一つ。JASDAQ、東証マザースといったベンチャー企業向けの銘柄もある
名古屋証券取引所（名証）
- かつて日本の三大市場の一つと呼ばれていた取引所。現在のシェアは0.02%一部、二部と新興企業向けのセントレックスがある
福岡証券取引所(福証)
- 九州にある取引所です。
札幌証券取引所(札証)
- 北海道にある取引所です。

福岡にも札幌にも新興企業向けはあります。普段は東証一部とかマザーズ、JASDAQとか聞く機会が多いと思いますがこんなにも市場はあります。

普段上場場所は気にしてない？

投資家の人は別として、それ以外の人は普段上場企業ときいて、凄いとか思っても上場場所までは気にしていないと思います。例えばRIZAP（グループ）は上場企業として有名ですが、どこに上場しているかなど知っている人は少ないと思います。
※RIZAPは札幌にあるアンビジャスに上場してます。東証ではないです。

データは1月のものになります。

今回調査したデータは、2020年1月18日にダウンロードしてきたものになります。使ったデータはEDINETコードリストとなります。

調べた銘柄

調べた銘柄は以下になります

東証一部
東証二部
東証マザーズ
JASDAQスタンダード
JASDAQグロース
名証一部
名証二部
セントレックス
札証アンビシャス
札証単独
福証Q-Board
福証単独

JASDAQが二つある？

JASDAQは実際はスタンダードとグロースという二つが存在します。ニュースなどではJASDAQしか言われていないので驚くかもしれません。スタンダードの方がが数が多いです。

単独という表現について

東証や名証は一部、二部とありますが福証と札証には一部、二部という表現はありませんでした。そのため単独となっています。また、重複で上場している企業もありますので、重複の場合は大きい市場でカウントしています。単独は単独で上場している企業になります。

東証と札証をそれぞれ上場していた企業は東証としてカウントしております。単独というのは札証だけ、福証だけということになります。
※数はそこまで多くありませんでした。

上場企業数は3786社

上記の銘柄を全て調べたところ、合計で3786社のサイトを調べてSSLの有無を調べました。調べた段階での各銘柄の数は以下の様でした

東証一部 2165
東証二部 486
東証マザーズ　323
JASDAQスタンダード 662
JASDAQグロース　38
名証一部 6
名証二部 49
セントレックス 13
札証アンビシャス 9
札証単独 8
福証Q-Board 6
福証単独 21
※単位は全て社となります。

半分以上は東証となっております。

銘柄の割合

各銘柄の割合をグラフにしてみました

グラフが見づらいですが、東証一部だけで57%もあります。東証二部で13%、マザーズでも9%となります。全体を見ても東証一部上場企業が多い事がわかります。東証一部は世界三大証券取引所の一つだから上場を目指す社長の多くは一部を目指しているかも知れません。

東証一部 57%
東証二部 13%
東証マザーズ　9%
JASDAQスタンダード 18%
JASDAQグロース　1%
名証一部 0%
名証二部 1%
セントレックス 0%
札証アンビシャス 0%
札証単独 0%
福証Q-Board 0%
福証単独 1%

全体銘柄でのSSLの割合

約3700社のうち、どれぐらいがSSLに対応していてどれぐらいがSSLに対応していないかを見て見ました。
全体銘柄のSSLの割合

YES：71%
NO：29%

となりました。上場企業の7割がSSLに対応しているという事になります。個人的には8割〜9割ぐらいが対応しているのかなと思いましたがまだ対応していない会社も多かったなという印象です。業界別でいうと、情報・通信は対応しているのが高いですが建設、運搬やサービス（外食産業）とか実店舗構えていたりWEBサイトを普段使わない業種が対応していないイメージでした。

各銘柄別に見て見たいと思います。