クラウドサーバーについてのメモ
最近クラウドって言葉よく聞きます。クラウドサーバーとか、クラウドコンピューティングとか、仮想デスクトップとかなんちゃらかんちゃら。正直クラウド=何?ってそろそろなってくる人もいるとおもいます。※僕です。今回はそんなメモです。
今回の記事について
今回の記事は最近よく聞く『クラウドサーバー』についての記事になります。インターネット経由のハードウェアやインフラの提供。サーバー仮想化やデスクトップ仮想化や共有ディスクなど。ユーザーが自分でOSなどを含めてシステム導入・構築できるものです。また、通常はクラウドサーバーという言葉はなく『クラウド・コンピューティング』と呼ばれていますが、クラウドサーバーと記事では表記しています。
今回の記事の内容は、パブリッククラウドについて記述しています。
クラウドサーバーって何?
クラウドサーバーとは、一つの大きなスペックの高いコンピュータ(物理マシン)に『仮想マシン』と呼ばれるソフトウェアをインストールします。
仮想マシンって何?
1台のコンピュータ・ハードウェアを、あたかも複数台のコンピュータ・ ハードウェアのように仮想化し、その仮想化されたコンピュータ・ハードウェア上で、OSを動作させる技術です。身近な存在でいうとこの『VPSサーバー』です。仮想マシンの中にOS(CentOSやFedora、Ubuntuなど)をインストールすることで、仮想サーバーとして動かしていきます。
※OSの種類はなんでもよく、電源を最初にいれて起動するOS=ホストOSです
仮想サーバー
仮想マシンの中にOSなどをインストールし、一つのサーバーとして使えるようにする事をいいます。仮想サーバーとなっていますが、SSHなどでサーバーに入ることも可能ですし、ブラウザでアクセスすることも可能なので通常使っている限りでは仮想サーバーと気にすることはありません。
クラウドサーバーの特徴(金額面)
クラウドサーバーの特徴としては、従量課金制です。CPU、メモリ、HDDなどの料金が1h●●円と表記されています。
※HDD、メモリの場合は1GBあたり●●円となります
HDD、メモリを追加したりCPUを追加、さらにはネットワーク回線強化などすると金額は変わってくるのでシュミレーションが難しかったり月額費用が出しづらい点があります。
クラウドサーバーの特徴(技術面)
クラウドサーバーの便利な点としていえるのは、WEBサイトへのアクセスが予想以上だったりしたときに、手軽にCPU、メモリなどを増強したり仮想サーバーを増やせるところです。イベントやキャンペーンなどで一時的にアクセスが増加するときにVPSや専用などではスペックを増やすことはできませんがクラウドサーバーなら増やせます。
こんなような時はクラウドサーバーがお勧めです
- 電車の事故などの案内
- キャンペーンの開始時
- 東京スカイツリー、渋谷ヒカリエなど大手ビルなどのオープン日
クラウドサーバーとVPSサーバーとの違い
VPSサーバーなどは、HDDの容量、メモリなどは決まっています。容量の増加などはできません。クラウドサーバーは容量の追加などができます。(※できるものとできない物があります。)
クラウドには専用の管理画面があり、その管理画面で仮想サーバーの作成、スペックの増加などができます。スペックの増加などをすれば月額費用はあがります。(増加した月のみ)
複数構成が可能
VPSサーバーは、専用サーバーみたいな複数構成というのができません。しかし、クラウドサーバーは複数構成が可能となります。複数構成が可能なため、大規模なシステムや予想以上にアクセスが多くなったときに対応できます。
クラウドサーバーのデメリット
クラウドサーバーのデメリットをあげるとしたら、それはスペックの上限に達すると増加できない点になります。例えば、メモリの上限が3GBで、既に自分が1GBを使っていたとします。別のユーザーが2GBで契約しているとメモリは上限一杯になります。この場合、増加ができなくなります。これはCPUなどでもおなじになります。
また、多くの場合クラウドサーバーはコア数はでてもCPUの周波数などは一切でていません。メーカーもでていないで単純に●●コアってだけでているのでこのあたりもデメリットの一つかと思います。
勝手な結論
クラウドサーバーは、VPSを寄せ集めして共用みたいに使っている事なのかもしれません。
備考
クラウド・コンピューティングは幅広い分野で使われています。今回はあくまでWEBサーバーとしての一つです。仮想デスクトップや他にも色々な分野でクラウドシステムはあるため、この記事が全てではないです。
クラウドサーバー一覧
最後に、クラウドサーバーを提供している会社をいくつか貼りたいと思います。
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